ごめんねごめちゃん

本が好き。海外ワーホリ中、絶賛心折れかけ女の雑記。

The Way to the Zoo「シルヴィーどうぶつえんへいく」

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One evening, just before Sylvie went to sleep, she could see a door in the wall of her bedroom.

 

あるばん、ねむりにおちるまえにシルヴィーは、しんしつのかべに、ドアがみえたようなきがした。

 

だいすきな絵本作家さんのひとり、John Burninghan(ジョン・バーニンガム)さんの”The Way to the Zoo”を読みました。

 

2019年1月4日に肺炎でお亡くなりになったとの訃報をウェブニュースで見た時は、とてもショックでした。

https://www.theguardian.com/books/2019/jan/07/john-burningham-childrens-author-and-illustrator-dies-aged-82

 

私の絵本人生は彼抜きには語れないです。今回は、ジョンバーニンガムさんの訃報を受け、改めて彼の絵本を読みたいと思い、まだ読んだことのなかったこちらの一冊を発見しました。

 

あらすじ

“From master storyteller John Birmingham comes a modern classic about one little girl’s wild adventures through the hidden door in her bedroom.

A door that leads to... the zoo “

(絵本裏表紙より)

 

「ある日、シルヴィーは、寝室の壁に小さなドアがあるのをみつけました。
ドアを開けると階段があり、その先には長い通路が。
そして、通路の奥には、もうひとつ、ドアがありました。
そのドアを開けると……なんと、そこは動物園だったのです!」

(絵本ナビさんより)

 

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The door was very difficult to open, but Sylvie used all her strength and at last it opened.

Sylvie found herself in the zoo with lots of animals looking at her.

そのドアは、すごくかたかった。ちからいっぱいおして、やっとあいた。

なんとそこはどうぶつえんだった。どうぶつたちがいっぱいいて、シルヴィーを見つめている。

 

シルヴィーは、自分の部屋が動物園に続いてるのを見つけます。

 

そして、

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動物園からクマを連れて帰って一緒に寝てみたり。

 

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別の夜にはペンギンを連れ帰って一緒にお風呂に入ってみたり。

 

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トラの親子を連れ帰ってみたり。

 

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The baby elephant burst into tears because it was too big for the passage.

 

赤ちゃんゾウは大きすぎて通路を通らなかったんで泣き出してしまいます。

 

毎晩いろんな違った動物を部屋へ連れ帰っていたシルヴィーですが、寝坊して学校に遅れそうになった日に動物園へのトビラを閉め忘れていたことに気づきます。

 

シルヴィーが家へ帰るとそこには、、

 

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The sitting room was full of animals.

 

なんと、動物たちで溢れかえったリビングルームが!!

 

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Sylvie was very cross and all the animals left.

 

シルヴィーちゃんがカンカンに起こると、動物たちは帰っていきます。しかしシルヴィーちゃんすんごい恐ろしい顔してるわね。

 

動物たちが帰ったあとは、お母さんが家に帰って来る前に大急ぎで部屋を片付けるシルヴィーちゃんなのでした。

 

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その後も時々シルヴィーちゃんは、動物園から動物を連れ帰ってくるのですが、二度とトビラを開けっ放しにしないように確認するようになるのでした。

 

今日の英語

burst into tears 

わっと泣き出す

 

大きすぎて通路を通ることのできなかった赤ちゃんゾウが、わっと泣き出す様子が描かれてましたね〜。

 

Sylvie was very cross 

シルヴィーは怒った

 

形容詞として、crossを使う場合は、怒っているという意味になります。angryよりも強い怒りを表すそうです。

 

ジョンバーニンガムさんの絵本はやっぱり素敵です。毎晩いろんな動物を自分の部屋に連れて帰ってくるなんてワクワクしますよね。

 

こちらのThe Way to the Zooは、2014年と比較的最近出版された絵本です。なんと78歳の年みたいですね!何歳になっても素晴らしい本を生み出し続けてきた近年の絵本界の巨匠。

お亡くなりになってしまったんですね…。とても悲しい。

 

今後も変わらず、いや、今よりもっとジョンバーニンガムさんの絵本を読んでいきたいです。

 

それでは〜